スプリングSを負けた名馬「サクラバクシンオー」

重賞で負けた名馬

【スプリングSで負けた名馬】サクラバクシンオー|距離の壁を越えられなかった快速王

スプリンターズSを連覇した名スプリンター・サクラバクシンオー。
そんな彼にも“敗戦の記憶”があります。それが1992年のスプリングステークス。
芝1800mという距離は、さすがに長かった──。


スプリングS1992年 結果
  • 1着 ミホノブルボン
  • 2着 マーメイドタバン
  • 3着 ダッシュフドー
  • 12着 サクラバクシンオー

この年の勝ち馬ミホノブルボンは、のちに皐月賞・日本ダービーを制覇。
対してサクラバクシンオーは、1800mでは良さを出せずに完敗でした。
しかし、このレースが“スプリント路線への転向”を決断させるきっかけとなったとも言われています。

サクラバクシンオーの血統

サクラユタカオー
サクラハゴロモ
母父 ノーザンテースト

血統的にはスピードと切れ味を兼ね備えた良血。
父のサクラユタカオー譲りのスピード能力を完全に引き継いでいました。

通算成績:11勝2敗1分7着(11-2-1-7)

サクラバクシンオーの重賞勝利一覧

  • 1994年 スプリンターズS(1番人気)
  • 1994年 スワンS(1番人気)
  • 1994年 ダービー卿CT(1番人気)
  • 1993年 スプリンターズS(2番人気)
  • 1992年 クリスタルカップ(1番人気)

スワンSでの伝説の対決

スプリンターズS(1200m)を連覇したサクラバクシンオーと、
マイルG1(1600m)を連覇したノースフライトが激突した1994年スワンS。
スプリント王とマイル女王の夢の対決として大きな注目を集めました。

毎日王冠を叩いてきたサクラバクシンオーに対し、ノースフライトは休み明け。
ローテーション的な優位もあって、サクラバクシンオーが見事勝利。
このレースは“短距離の覇者”としての地位を決定づけた一戦でした。

サクラバクシンオーの功績と後継

現役引退後も種牡馬として大成功。
ショウナンカンプ、ビッグアーサー、グランプリボスなどG1馬を多数輩出しました。
まさに「日本スプリント界の礎」と呼ぶにふさわしい存在です。

管理人のひとこと

もし当時に海外遠征が盛んな時代だったなら、
香港スプリントや英ゴールデンジュビリーSでの勝利も夢ではなかったでしょう。
“距離の壁”で敗れたスプリングSがあったからこそ、
サクラバクシンオーは「最強スプリンター」へと進化したのだと思います。


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